50の手習い帖~ピアノ始めました~in America

50歳過ぎたおばちゃんが精神的に復活するために、アメリカでピアノを習い始めた練習日記

22nd Lesson

今週、今年2度目のレッスンがありました。

 

先生と練習の話になりまして

 

「私も最近1日4時間くらい練習してるのよ~😊」

 

とにこやかに楽しそうに語る先生。

 

生徒のわたしゃ、1日の練習時間ほんの1時間くらいですぅ。

 

先生に4時間ぶっ続けで弾くのですか?と聞いたら

 

「続けてではないわね。水を飲みにキッチンへ行ったり、トイレに行ったりはするから続けてではないわ~。」

 

それは私にとってはぶっ続けです。

 

そして先生はまた一言

 

「弾いているとあっという間に時間が過ぎるのよね~」

 

すいません先生!!!

私はピアノ弾いている時よりも、こたつに入ってだらだらしていて時間が早く過ぎていってます(日本からこたつ持ってきました。こたつは人間のやる気を吸い取りますね😅)

 

気を取り直して22回目のレッスン内容。

 

スケールG♭major(F#major)が追加されました。

これは結構手こずりました。

スケールの始まりが右手は指番号2、左手は指番号4だったからなのか?

あとは指を交差?くぐらせる時に弾きたい鍵盤にうまく届かなかったり。

間違わないで弾けるようになるのに、かなり時間がかかりました。

やはり毎日の練習が大切なのだと実感。

 

 

 

テクニック本は引き続きFmajor。

 

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スラー登場。

矢印は先生が記入。

本にも書いてますが、手首の動きが大切らしい。

手首に糸が付いていて”上に引っ張られるような感じで手首から上に上げる”を意識して練習してたのをおぼえております。

 

練習曲の方は引き続きの練習が必要でした。

 

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タイムリーにこちらもスラーのオンパレードです。

 

 

21st Lesson

スケールはD♭major(C#major)が追加されました。

 

今思うと”全ての黒鍵盤を弾いて、黒鍵盤のグループの間で白い鍵盤一つを弾くって覚えやすい。Bmajorと同じ感じだ”とわかるのですが、始めた頃は何故か難しく感じました。

”黒鍵盤全部弾く=難しい”と、勝手に自分の頭の中でハードルを上げすぎていたのかもしれません。

 

テクニック本の方はF Majorが出てまいりました。

 

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この”ド”や”↓”、はなまるの記入は娘の先生が書いたものです。

 

ドの下の音”シ”に♭が付くっていうので、ドを記入して”シ”の音に矢印をつけてくれてるようです。

 

その後の曲には”シ”お知らせ矢印。

 

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練習曲の方は新しい休符登場。

 

そしてメドレーに挑戦。超初心者用ですけどね。

 

 

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お決まりの音を数えて書き込み方式。

 

小声で数を数えて弾いてる姿は、まるで呪文を唱えているのかお経を読んでいるかのようですよ~。

 

この頃、隣の部屋が息子の部屋だったのですが、カフェでバリスタのバイトをしていたので昼頃から出勤。

出動するギリギリまで寝ていた息子は、私のピアノの練習の音をよく耳にしていたそうなんですが

 

「ピアノの練習が始まったと思うとさ、弾き始めぽろ~ん、ぽろ~ん、”はぁ~”とか”ああぁ~~!”とか聞こえてきて、間違ってんだなって思ってたよ」

 

という感想を言われたというね。

 

ぽろ~ん、ぽろ~んと弾いてため息って。。。いつもかなり早めにミスタッチしております。

 

そんな息子もコロナが酷くなる前に独立しまして、先日クリスマスに遊びに来たんです。

私の上達した腕前を聞かせねば!っと思ったものの、弟の部屋に入り浸って散々ゲームに熱中して、聞かせる暇すらありませんでした。

 

いつの日か動画を送りつけてやろうと思います!!!

20th Lesson

昨日の夕方、夫から

 

”6時からミーティングが入って、食事も出るから今日のディナーは要らない”

 

とメールがきました。

 

昔の私だったら

 

”やった!!ラッキー!!”と直ぐに思ったものですが

 

あの日からそんな報告があると、”本当かよ?本当なのか?”という気持ちが頭に浮かんでしまうようになってしまいました。

 

こんな風に考える人間になりたくなかったよ。

 

信頼できる人と結婚した。。。。と思ってたのですが、人間どこでどうなるのか、未来は誰もわからないものですね。

 

”変わらないでいるために、変わり続けている”

”自分も他人も常に変わり続けている”

 

次に同じことをしたらお別れします、とはっきりと伝えています。

 

 

自分も変わり続けて20回目のレッスン内容。

 

スケールはA♭majorが追加されました。

こちら前回追加されたE♭major同様、左右両方同じ指番号3で始まるので覚えやすいです。

 

テクニック本

 

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スタッカートとレガートでメリハリを感じる。

 

♭がついて、メジャーとマイナーの音の違いが分かりやすくなってる。

 

練習曲の方はクリアできず、次回に持ち越しです。

 

音の強弱をつけながら、少し早いテンポで弾かなくてはいけない曲でした。

メトロノーム184くらいの速さで弾く曲なのですが、私の目標のテンポは132。

それでも私にとっては速いわ~。

 

私の先生がよく言うことがあって、弾いている最中に間違ったとしても、間違ったところからまた弾き始めること。

曲の最初に戻ってまた弾き始めないこと。

それをしてしまうと、曲のはじめだけが上手くなっていき、間違った箇所はいつもひっかかったままになる、という悪循環に陥るんだそうだ。

間違うところは、そこだけを何回も何十回も繰り返し弾く(スポ根だ!)

 

最近言われることで、間違っても止まらずに弾き続ける、というのも出てまいりました。

いやいや、止まっちゃいますよ。

弾き続けるって。。。そういう技。。。どうやってするの?

 

まだまだそんなレベルでございます😅

 

上達するために変わり続けていきたいものである。

19th Lesson

みなさん、お元気ですか?

 

年明け一発目のレッスンを終えて、撃沈したSASUKEです。

 

クリスマス&年明けのお休みで約1ヶ月レッスンが無かった間に、少し復習しました。

 

いやぁ~、やっててよかった!

 

復習していたにも関わらず、先生の質問に答えられなくてモジモジ君してしまうことがチラホラありまして、先生が図に書いて説明してくれたり。

 

そのやっている内容が・・・・小学生並なんですね。

 

ピアノの先生だけれど、算数の先生みたいになっちゃって。

 

そんで生徒は50のおばちゃん・・・みたいな😅

 

なんか楽譜見てただ弾けばいい、って状態じゃ無くなってきているようです。

 

小学校低学年並ではありますが、ピアノ理論(Piano Theory)っていうんですか?そのような事も勉強するらしい。

 

いいぞ~、いいぞ~!脳みそ使ってるぞ~!(無理矢理ポジティブに持っていってます)

 

 

 

そして約1年前に受けた19回目のレッスン内容です。

 

 

スケールはE♭majorが追加されました。

これはまぁまぁ覚えやすかったです。

 

テクニック本では和音

 

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V7のVはローマ数字なのでブイ・セブンと読むのではなく、ファイブ・セブンと読むのだそうです。

未だに135のI(ワン)以外読み方を覚えておりません😅

復習もここまで追いつかず・・・・とほほ。

 

 

 

そしてまたもスタッカート登場!

しかも和音でスタッカート!

 

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あんなに手こずったスタッカートですが、この頃には一発でOKもらえるくらいになりました。

 

 

 

練習曲本の方では、段々大きく、段々小さく弾く記号登場。

 

 

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こういう説明を読んでから練習するように、と先生から言われてるのですが、面倒くさいのでほぼ毎回読まずに弾き始めてしまいます。

 

 

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先生に「読みましたか?」って聞かれると、「まだそこまでいってません」と平気で言っちゃう嘘つき野郎です。

そうすると先生が読んでくれるの。正直それを狙ってます😆

だって音読してもらう方が頭に入ってくるんだも~ん。

 

わ~、ここで気がつきました!

やっぱり私の頭の中は小学校低学年並だわ😅

先生ごめんなさい🙏

早く成長するように頑張るっ!!!

18th Lesson

明けましておめでとうございます。

 

今年も出来限り更新していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

18回目のレッスンの内容です。

 

スケールは黒い鍵盤から始まるB♭majorを習いました。

 

このB♭majorにすごく手こずりました。

 

今までBmajor以外、左手は小指、右手は親指から始まっていたのが、今回は左・中指、右手・薬指で始まったからでしょうかね。

練習しても練習しても覚えられなくて、かなり時間がかかりました。

でも時間がかかって指に叩き込まれたのか?今では黒い鍵盤で始まる♭majorの中では一番間違わないで弾けるのがB♭majorです。

 

テクニック本は#と♭のオンパレードです。

 

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先生からのワンポイントアドバイスをメモっておりました。

 

ソ・ファ・ソ・ミ・ソ・レなどの同じ音を行ったりきたりして弾く時、同じ音・この場合”ソ”の方が他のファ、ミ、レより何度も弾くことによって、音が大きめに聞こえたりするらしいのです。

なので

*同じ音を弱く、違う音を強く弾く

この場合ファ・ミ・レをソより強く弾く

 

”ソ”を行ったりきたりするので弾きやすいように

*左右に手の甲を振るように弾く

 

練習曲の方ですがThe Star-Spangled Bannerは無事にクリアしました。

何故にクリアできたのか?

それはこの曲がゆっくりな曲だったからですね。

メトロノーム♩80~100だったので。

でも自分が弾いた時は♩80ではなく、もっと遅かったです。

 

次のページに進みます。

 

 

メロディーとハーモニーの説明が出てまいりました。

 

そんでもって練習曲が”When the Saints Go Marching In"という曲。

・・・・・・・なんだ?どういう曲だ?全く記憶にございません😅🤷‍♀️

Jojfullyに弾くってなってます。だからスタッカートが多いのか!

 

 

 

前回の曲から楽譜が2ページになりました。

 

この曲がどんなだったのか?思い出すために今から弾いてみます。

 

弾けるかなぁ~🤔(おいっ!)

17th Lesson

いよいよ2020年も終わりに近づいてまいりました。

 

目標にしていた”今年中に練習曲の本を終わらせて、新しい本に進む”という目標を達成して、ウキウキしていたのも束の間、16符音符というものに出くわしてしまい、めまい全開でございます。

 

オンラインレッスンでこのリズムの取り方を先生としていた時に、外出してた夫が帰宅したようで(ピアノは玄関入ってすぐの部屋にあります。誰かが家に入って来てたのはわかってたのですが、それを確認する余裕もなかった)先生の大声での「One E and A,Two E and A・・・」のカウントに合わせて鍵盤を弾く私を見て、びびったそうです。

めちゃくちゃ白熱した雰囲気を感じたらしいですよ。

 

娘なんか「ママの先生が自分の先生だったら、私ピアノ続けられない」と言われたことがあります。

どうも厳しく感じるらしい。

学生時代部活動してた私にしたら、全然へっちゃらですけどね。

 

 

さて17回目のレッスンは約1年前に遡ります。

 

スケールはB majorが追加されました。

黒い鍵盤を弾くスケールでこのB majorの指使いが一番簡単だと言われているそうです。

何故ならば全ての黒い鍵盤を弾いて白い鍵盤は黒い鍵盤の塊の端っこのを弾けばいいからだそうでして・・・・すみません、上手く説明でません。

 

 

テクニック本は超初級本から脱出しまして、レベル1に突入!!

 

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ウォーミングアップ的な感じで始まっております。

 

 

練習曲はF#なんぞ出てまいりました。

 

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次の曲は上の段だけでは無く下の段もメロディになるので、こうやって繋がって弾くという先生の説明の黄色ラインです。

 

はたしてこの曲はなんなのか?

 

”The Star-Spangled Banner"ってタイトルなんですが、こりゃアメリカの国歌ですよっ。

 

こんな超初心者の私が弾いちゃっていいんですかいっ?

 

しかも今までは大体16小節ぐらいで、多くても20小節も無かったのに、今回は32小節までありますよ!!!

ページ数が今までの2倍の2枚使われてる!!!

なんか、一気に出来る人感が!!!😍😍😍(またそこ?)

 

先生の書き込みも沢山です!

 

って出来る人感が一気に吹き飛ぶ、カウントの書き込み😝

 

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お初にお目にかかります、フェルマータさんも登場ですよん。

 

 

この曲を家で練習しはじめた時には、さすがに家族が”おおぉ~”っとなりましたよ。

まぁこの曲を弾くスピードが、すごぉ~~~くゆっくりだったので気がつくのに時間がかかりましたけれどね😅

”なんか聞いたことがある・・・・もしやあの曲?”みたいな感じでね。

さて次回のレッスンでこの曲はクリアできるのか?

 

乞うご期待!

Piano Partyと○○疑惑

いよいよピアノ・パーティーの日。

 

弾かなくても聞くだけ参加も許されているこの会に、何故か弾きます、と参加してしまったわたくし。

 

参加したのは私も含めて女性3名・男性4名の合計7名。

2名遅れて参加ということで、パーティーが始まった時には5名でした。

 

これは大チャンス!!!!

 

弾く順番は特に決まってはいなくて、私は大胆にも自分が弾きます!と立候補しました。

 

すごい自信!と思わないでください。

 

むしろ逆です。

 

あまりにも初心者なので、早く弾いて早く楽になりたい心理です。

 

少しでも人数が少ない時に弾いてしまいたいっ!!

 

 

このパーティーの話が出ていた時に先生が

 

「オフィシャルの発表会ではなくてカジュアルなので緊張しなくていいんですよ~。

でもね、弾いている時に”あっ、間違った。”と思っても、それを声に出してしまったり、演奏を辞めてしまったりしないで、最後まで何も無かったかのように、弾ききってください。」

 

と言ってました。

 

学生さん達とも同じパーティーをするそうなんですが、間違うと恥ずかしくて” I can't play any more!"と言って途中で辞めてしまう子が、まぁまぁの人数でいるんだそうです。特に思春期の女の子に多いらしい。

なんかアメリカ人だからこそあるエピソードだなぁ、と思いました。

 

日本人だったら無言で勝手に終了~!ていう感じがします(私の勝手な想像ですが)

 

確かに思春期の女の子だったら、間違って恥ずかしい気持ちわかるよ~。

でも女の人ってすごいよね。

そんな思春期が自分にもあったのに、それから約40年。

超初心者だっちゅ~のに外国人相手に”私、1番に弾きますっ!!!”って立候補できるようなおばちゃん(おばあちゃん?)に成長しちゃうんだから。

間違えても”は?間違えましたっけ?気がつかなかったわ”ってな感じで図太く弾けちゃうから。

おそろしいわ😆😆😆

その恥じらいも無くなるから、旦那にも浮気されたんだろうけどね。

しかしず太く生きる気持ちが無きゃ母親業もやってられないっちゅ~の。

 

 

話はパーティーに戻しまして、弾く前にまずは自己紹介。

 

名前とどれくらいピアノを習っているのか、そして弾く曲のタイトル。

私が弾いたのは↓

 

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ほんの16小節の曲ですが、予想通り間違うの。

 

そんでニヤつきながら弾き続けるわけです。

 

それが楽しそうに弾いてる!ってみんな解釈しておくれ~!と願うというね。

 

弾き終わると先生が聞いてた人達に「今の演奏にポジティブなコメントください」って言うんです。

 

そうすると皆様積極的に言ってくれるの。

 

もう、こういう文化いいよね~。

 

自分で自分を追い詰めちゃう私にとって、こういうの本当にありがたい。

 

自分の番が終わったら気が楽になって、後は皆様の演奏を楽しむだけでございます😊

 

 

ブルースを弾く人あり、ワルツを弾く人あり。

聞き入ってしまいました。

 

途中遅れてきた人達もやってきて、教会でピアノ弾いてますって人もいたり。

 

とても勉強になりました。

 

 

ただ1人、すごく気になった男性がいたの。

 

彼は遅れてやってきたんだけれど、なんと腕を怪我したそうで首から腕を吊して登場。

 

 

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こんな感じよ。

 

この状態で更に遅刻もしてるのに参加して、みんなの演奏を聴きに来るってすごく熱心な人だな~って思ったんです。

 

弾き終わった後は皆で交流会っていうのもあったので、それに参加したかったのかもです。

 

私はピアノの知識が無さ過ぎて、会話がもたないので交流会のはじめの方で帰宅しました。

 

男性の方で弾かずに演奏を聴いているだけの人もいて、この腕ぶら下げてる人ももしかして弾かない理由をわざわざ作ってみたのか?なんて想像をしてみたり。

まさかそんな大それたことするわけないか、なんて思ったんですが、次のレッスンの時に先生とパーティーの話になりまして

 

「ディビット(仮名)も習い始めなんだけれど、腕怪我していてびっくりしちゃった。

 先週のレッスンの時にはなんともなかったんだけれどねぇ。まさか・・・・。」

 

って想像力豊か過ぎますかね?私達。