1st Lesson
初めてのレッスンは、ピアノを弾く時の姿勢や手の形などを教わりました。
手はテニスボールを握っているような感じを意識する。
手や指に力を入れず、重力でピアノの鍵盤を押す感じで弾くとか。
う~~ん、わかるようでわからない。
とにかく力まない。
肩、腕、手首、手、指の力を抜く。
頭ではわかっているけれど、なっかなかこれが難しいのね。
ピアノがどうやって音を出すのかの説明もあり、良い音を出すためには鍵盤を指でしっかり弾いて音を出すこと。
日本式だとドレミファソラシドですが、アメリカだとアルファベットを使ってCDEFGABだということ。
毎日少しの時間でもいいから、ピアノを弾くことが望ましいこと。
他にも色々な説明があり、あっという間の45分間でした。
とりあえず小指・薬指、薬指・中指、中指・人差し指、人差し指・親指の組み合わせで、白い鍵盤と黒い鍵盤をあわせてドレミファソラシドを弾いて戻ってくるという練習を毎日することが宿題として出ました。
両手で同時に弾くことが理想ですが、なにしろ利き手ではない左手の小指&薬指の動きが鈍すぎるのでこれを他の指の倍の練習をして、他の指と同じくらいに動けるよう目指す。
右手と左手の弾く力や動きが同じになれるよう、利き手ではない左手を右手の2倍練習する。
なかなかのスパルタではないかぁぁ~~~い!
ちょっと気分だけはプロピアニスト目指しているような気がしてきたわ!(おい!)
本当に気分だけね。
しかし家に帰って左手の小指&薬指動かして、思うように動かないこのもどかしさに
うっきぃぃ~~~!ってなってしまうのであった。
まさか自分の体の一部なのに、こうも思いどおりに動かないパーツがあったとは!
2nd Lesson につづく。
面談
面談はレッスッンをする先生のお宅で行われました。
ピアノや電子ピアノなど数台ありまして、圧倒される。
まずはピアノを習いたい理由を聞かれまして、”脳トレ”と答えました。
これもこの頃の切実な悩みでして
例えば”めがね”という文字を書く時に
”め・が・ね”と何の問題も無く書いていたのが
老化現象、または文字を書かなくなったからか?脳から手への伝達に若干のズレが生じて”め・ね”と”が”を飛ばして書いたりするような事がたまにあったのです。
頭で考えている事と、手で書く作業が一致してないっていうか。
1度だけなら気にならなかったのですが、数回そういうことが起ったので、この先の自分の人生大丈夫かぁ?と心配になったのです。
以前からピアノを弾く人はボケないと聞いていたので、やるしかない!って思ったというね。
まぁ若干遠慮気味に”脳トレのため”と答えましたよ。
そうしたら先生は「素晴らしい!!!」とめちゃくちゃポジティブ反応。
すぐに調子にのる私は「そうですかぁ」なんて気を良くしちゃってね。
レッスンは2週間に1回45分のレッスンコースを選びました。
娘が以前習っていたことも話していたので、先生は面談時に娘が使っていたテキストブックを見たいということで持参しました。
テキストブックを一通り目を通した先生は、私にもこの本を使ってレッスンしましょうと提案してくださいました。
ただしピアノを習うにあたって、爪は短く切るのが条件でした。
しかもイエローラインギリギリで。
うちの娘がピアノ習っていた時は、爪のことを何も言われなかったので、少しびっくりしちゃいました。
実はわたくしアメリカでも日本でもネイリストの仕事をしていまして、爪を伸ばせないって辛いんです。
しかし!今回はいつ仕事復帰するか未定。
いつ仕事するかわからないなら、ピアノ習っちゃってもいいのではないか?
いけるところまでやってみるか、と思い了承しました。
この先生、かなりシリアスだぜ。
本気と書いてマジと読む。
レッスンは翌週から始まることになりました。
これから夜露死苦お願いしますっ(決してヤンキーではございません)
はじめまして、そして始めました。
はじめまして。
50歳オーバーのおばちゃん、SASUKEです。
今まで仕事をしながら家事&子育てをしてきましたが、結婚20年目でまさかの夫の浮気が発覚!
心を殺されました。
話し合って再構築することに決めましたが、夫のしでかしたことを知れば知るほどメンタルをやられてしまい、ほぼ廃人状態。
幸か不幸か、夫の仕事の転勤で日本からアメリカへ引っ越すことになり(といっても夫はアメリカ人)、新天地で新しい気持ちで新しい生活、新しい関係でやり直すぞ、おぉ~!!とやってまいりましたが、そう上手く気持ちは切り替えれず。
このままじゃいかんっ!
以前の元気な自分に戻りたい!!
こんなクソ旦那のしてきた事に負けたくない!!!!!
何か新しい事を始めなければっ!!!
と思ったわたしは、以前娘が習っていたこともあり、自分も前から興味があったピアノを始めることに決めました。
早速ネットで先生捜し。
そしてラッキーなことに同じ町に日本人の先生を発見!!!
しかもかなり近い!
直ぐにコンタクトを取り、まずはレッスンの説明も兼ねての面接をうけることとなったのです。
つづく
注:このブログはおばちゃんがピアノを通して精神的に立ち直り、ピアノも上達する(多分)ための記録です。
再構築は・・・・・・時の流れに任せます・笑